このサイトでは、不倫相手の身元を調べておくことの重要性について解説してきました。
しかし、必ずしも不倫相手を詳しく知らない方がいい場合もあるようです。
それは、離婚せずにやり直すという場合です。
中には、離婚はしなくても相手への慰謝料請求だけはしたいという方もいらっしゃるでしょうが、慰謝料請求もしない方針なら、知らない方がいいのかもしれません。
具体的な数字があるわけではありませんが、例えば、不倫相手が顔もよく知っている人物だった場合に比べ、浮気の事実はわかってもどこの誰だかわからないというケースの方が、やり直す上で、精神的なダメージからの回復も早い傾向にあるようです。
少し考えてみれば、それもうなずけます。
顔も含め容姿を思い浮かべられる相手の場合、どうしても自分の容姿とを比較してしまいます。
特に旦那さんの不倫の場合には、自分より容姿が良いと思えば嫉妬心も激しくなってしまいますし、だから不倫したんだとか、本当はこういいう女性がタイプなんだとか、その不倫女性と自分を比べ、後々まで苦しんでしまう方も多いようです。
また、どうしても映像として頭に残ってしまうため、旦那さんがその女性に触れているシーンがなかなか離れず、その後の性生活にも影響を及ぼしてしまうケースもあるようです。
その他、自分よりも若ければ、年齢のことでその後もコンプレックスを感じ続けるという場合もあるでしょう。
一方、妻の不倫の場合には、相手の職業や勤務先がわかり、自分よりも経済力があるような人物だった場合には、そのことでコンプレックスを抱き、どうしても妻にあたってしまい、関係修復が遠のいてしまうということもあるようです。
このように、相手を知ってしまったが故の苦しみというものが、その後の関係修復に影響を与えてしまう場合もあります。
浮気が発覚すれば、どうしても相手がどんな人物なのか知りたいと思うものですし、不倫相手がもともと自分がよく知っていた人物だった場合には仕方がないかもしれません。
しかし、もし相手が誰だか知らず、なおかつ、やり直す気持ちの方が強く、慰謝料も請求しないという場合には、あえて相手のことは調べず、すっぱり忘れた方が、比較的早くやり直せるのかもしれません。