車での尾行方法

ヘッダー画像

【本ページはプロモーションが含まれています】

車での尾行方法

車尾行のイメージ

浮気調査の対象者が車を使用して移動する場合など、こちらも車で尾行しなければならない状況も出てきます。

車での尾行は、信号、踏切、工事などさまざまな交通状況に左右されてしまい、見失うなどの失敗も多いものです。

それと同時に、バックミラーでこちらを見られてしまうことから、徒歩での尾行に比べ、必然的に発覚のリスクが高くなってしまうのも車での尾行の特徴です。

このようなことから、単独で尾行するには注意が分散してしまいますので、できるだけ単独ではなく、最低でも2人で行い、一人は運転に専念し、もう一人は対象者の監視、撮影、ナビ、事故防止、周囲の観察等を行うという体制がベストです。

その際、運転しない方は助手席ではなく、助手席後方の座席に座った方が、対象者に怪しまれず、2人とも対象者に顔を晒すというリスクも軽減され、長時間尾行の場合には途中で運転を交代することにより、こちらの車内の印象を変えることもできます。

使用する車の選定

配偶者を尾行するのであれば、対象者である配偶者は自宅の車を使用することになりますので、こちらが用意する車は、直接尾行を頼む知人の所有する車か、レンタカーを用意することになるかと思います。

知人の車は、もちろん、対象者が知らないものである必要がありますが、もし知られている場合には、やはりレンタカーを用意した方がいいかと思います。

レンタカーを借りるのであれば、こちらが車種を選べますので、尾行に適切な車種を選定することができます。

例えば、都心を中心に移動することがわかっていれば、小回りが利き駐車もしやすい軽を選ぶのも一つですし、郊外や高速道路を移動することがわかっていれば、比較的加速の良い普通車を選ぶのもいいかもしれません。

また、張り込みや撮影がメインとなることが予想される場合には、ワンボックスなどが適しています。

もし面倒であれば、比較的用途範囲が広い、ワンボックスを選定しておけばいいかと思います。

なお、車色ですが、目立たない色を心がけ、原色系はもちろん避けた方がいいですし、目立たないと思われがちな真っ黒もそれだけで不審がられてしまうので、あまり選ばない方がいいかと思います。

車尾行の留意点

車の尾行では、上述しましたように、対象者からバックミラーで見られる可能性があるという事を常に念頭に置いておかなければなりません。

それには、例えば、対象車両が右ハンドルであれば、右サイドミラーの死角になる左後方を走行するなど、相手の死角を意識しながら運転することも重要です。

それとともに、車間距離の取り方が重要な要素になってきます。

あくまで基本的にですが、信号が多く、右折、左折、車線変更が頻繁に行われる街中では、車間距離は短めに、反対に郊外や高速道路などでは車間距離は長めにとります。

また、こちらが警戒しすぎて長めに距離をとってしまうと、間に他の車に入られやすくなってしまいます。

車での尾行というと、どうしても対象車両の真後ろを尾けるというイメージを抱きがちですが、なるべく気づかれないように尾行するには、時には間に他の車を入れた方がいい場合もあります。

ただ、間に他車を入れてしまうと、前の車が親切なドライバーであれば、どんどん前に車を入れてしまいますし、信号の変わり際に、対象車両は突っ切ったものの、前の車が止まってしまえば、こちらは見送らざるを得ないという状況にもなります。

なので、間に車を挟むかどうかは、状況によって臨機応変に対応しなければなりません。

基本的には、交通量が多く信号の多い昼間の街中では、できるだけ対象車両との間に他の車は挟まず真後ろについた方がいいですし、反対に郊外や高速道路、夜間の街中では間に挟んでもいいかと思いますが、その際には対象車両を視認しにくくなるようなバスやトラックなどは避けましょう。

なお、信号は車での尾行において、失尾や事故の原因となることが多いです。

まっすぐな道路では直近の信号だけではなくその先の信号も見るようにし、また歩行者用の信号の点滅などでタイミングをはかりながら、突っ切るか止まるかを判断するようにします。

対象者の警戒行動

過去に浮気がばれた経験があったり、用心深い対象者の場合には、以下のような警戒行動をとり、こちらの様子をうかがったり、巻こうとする場合もあります。

  • ・バックミラーを頻繁に見るようになる。
  • ・片側2車線以上の道路で、左車線をスピードを落として走る。
  • ・脇によって停車を繰り返す。
  • ・信号でいったん止まる素振りを見せてからスピードを上げて通過する。
  • ・脇道に入り、左折→左折を繰り返す。

たまたま偶然にこうした行動をしているという場合もありますが、こうした行動が頻繁かつ複数見受けられたら、ばれている可能性が濃厚ですので、あまり深追いせずに、その日は引くことも検討しなければなりません。

GPSの活用

上で述べてきましたように、車での尾行は、ばれるリスクが高いということと、ある程度の運転技術が無いと事故や交通違反になる確率も高く、失敗する確率も高いです。

プロの探偵ですら、車での尾行は徒歩に比べ失敗の確率も高いと聞きますので、初めての人の場合はなおのことです。

そこで、あまり運転には自信がないという場合は、GPSを活用するという方法もあります。

まず、ここでは対象者所有の携帯やスマホのGPSを使うのではなく、ココセコムやキッズケータイなどの端末を契約し、別途用意します。

そして本体を対象者の乗る車の見つからないような場所に取り付けます。

あくまで配偶者の車に取り付ける想定で、車の中に入れると仮定した場合、例えば、後部座席の背もたれと座席との隙間とか、トランクルームの予備タイヤの下など見つからないような場所です。

すると、対象者が車でどういう行動をしているのかをこちらのスマホやパソコンから位置検索できるようになります。

そして、1~2週間などある一定期間の対象者の行動を調べていくと、ある程度、立ち寄り先などの行動パターンが読めてきます。

立ち寄り先が、ホテル街だったり、住宅街の決まった場所だったり、あやしい浮気現場が特定できることもありますし、その場所に寄る特定の曜日や時間帯なども把握することができます。

そうなれば、こちらは車で先回りして、その近辺に張り込み、現場の証拠写真を押えるという使い方もできます。

また、対象者の車を直接尾行する際にも、GPSをあらかじめ設置しておくことにより、もし万が一途中で見失ったとしても、GPSを検索することにより、追いつくことができるなど保険代わりに使うこともでき、失尾や事故のリスクを軽減することもできます。

なお、GPS本体のバッテリーの容量をあらかじめ確認しておき、対象者にわからないように、時々取り出し充電することも忘れないようにしましょう。


以上のように、浮気調査における車での尾行は、初めての人にとっては、非常に難しい面もありますので、GPSと併用しながら調査していくのが無難かと思います。

ランキング矢印 尾行を任せるなら浮気調査専門の探偵興信所へ

❖探偵興信所へのお問合せ❖