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証拠撮影の方法
浮気調査の過程では、対象者の行動のポイントとなるシーンを撮影し、映像に残しておく必要があります。
浮気しているのがほぼ確定なのであれば、浮気の決定的な場面を撮影することが最重要課題となります。
決定的な証拠とは、「浮気・不貞の証拠となるもの」でも見てきましたように、不貞行為(=性交渉)の事実を確認、もしくは推認できるものでなくてはなりません。
映像として押えるには、以下のような場面は外せないシャッターチャンスとなります。
- ・ラブホテルの出入り
- ・シティホテルや浮気相手の自宅の出入り
- ・二人っきりでの飲食、遊興、旅行、歩く姿、キスシーンなど
三番目は相手によってはいくらでも言い訳ができますので、単独では証拠能力としては低いかもしれませんが、こうした複数の状況証拠によって立証していくことによって、認められる可能性も充分ありますのでおろそかにはできません。
撮影時のポイント
単に上記のような場面を映像に収めればいいというわけではありません。
言い訳の出来ない動かざる証拠、裁判でも通用する証拠とするためには、最低でも以下のポイントを押さえておかなければなりません。
- ・当事者であるという事がはっきりとわかるもの
- ・日時
- ・場所
日時については、通常、デジカメやビデオカメラ等で撮影すれば表示されますので問題ないかと思いますが、もし表示されないような機器を使用する場合は、例えば当日の新聞を撮影しておくなどの工夫も必要かと思います。
また、せっかく撮影しても後ろ姿しか映っていないとか、ホテルに入ったところまでは撮影できても、どこのホテルかわからないものなどは、証拠能力として低いものとなってしまいます。
撮影するのであれば、やはり当事者の顔が誰が見てもはっきりとわかるもの、そしてどこなのかがわかるように、ホテル名や建物名などがわかるように撮影しましょう。
撮影機器はどのようなものを使えばよいのか
プロの探偵であれば、証拠映像は対価をともなう商品です。
商品として提出するには、よりクオリティの高い映像を収めなければなりません。
そのためには、さまざまな高価な専門機材を使って撮影する必要もあるのかもしれませんが、我々一般のものにとってはなかなかそのような高価な専門機材を用意することもままなりません。
もちろん、質の悪い映像をいくら撮影しても何もなりませんが、そもそも今一般に市販されている家庭用のものでも十分性能が良く、以下のような機材でも十分かと思います。
もし購入するほどでなければ、レンタルするという方法もあります。
デジカメ
手のひらに収まるようなコンパクトなものを選べば、目立たずに撮影することができるのが利点です。
基本的に静止画の撮影となりますが、もちろん動画撮影もできますので、用途に応じて使い分けるといいでしょう。
デジカメの場合、基本的に液晶画面は可動しませんので、どうしてもカメラを対象者に向けて撮影する必要が出てきますが、後述する撮影方法などを参考に、できるだけ気づかれないような工夫が必要です。
静止画の場合、どうしても決定的な場面でシャッターチャンスを逃したり、ブレたりというデメリットもありますが、連写機能や手ブレ補正機能なども付いているものを選べば、カバーすることができます。
ビデオカメラ
最近では家庭用のハンディカムでも、手にすっぽりと収まるものも多く出回っています。
ビデオカメラのメリットとしては、デジカメのように断片的な映像ではなく、連続した映像を撮影できるという点にあります。
例えば、ホテルに入る現場を撮影するのであれば、1枚の写真ではなかなか窺い知ることのできない、二人の表情、雰囲気などその前後の様子もとらえることができ、より真実味を帯びた映像を撮影することができます。
また、デジカメのように一瞬のシャッターチャンスを逃すというリスクもなく、初心者でも決定的な瞬間を撮り逃すことなく扱えるのもメリットです。
ウェアラブルカメラ
最近よく見かけるウェアラブルカメラですが、基本的にレンズと操作モニターが独立した構造になっています。
本来、スポーツやアウトドア時に、レンズを自転車や頭、胸元や腕など、あらゆるところに取り付けて撮影するもので、非常にコンパクトな作りになっています。
レンズとモニターが分離していて、なおかつレンズ自体も小さいとなれば、使い方によっては浮気調査の証拠撮影にもうってつけの道具となります。
レンズを胸元や腕、カバンなどの目立たない場所に取り付けておき、アングルなども手元のモニターで確認できますので、対象者に視線を向けずに撮影することができ、近接撮影なども行えそうです。
なお、「デジタル画像は簡単に画像加工ができるので、証拠能力は乏しい」といった記述をよく見かけますが、今どきデジタルではないフィルム式カメラを探す方が困難ですし、もし裁判等で相手にそのように反論されても加工したかどうかは先方に立証責任があります。
実際には裁判でも上記のようなデジタル機器で撮影されたものが証拠として採用されているわけですので、こちらが実際に加工していないのであれば問題はないものと思われます。
撮影時の工夫
街中見回しても誰もが気軽にスマホやデジカメなどで撮影を行っている風景が当たり前になっている現在、対象者に寄って行って正面から撮影するのでなければ、普通に風景をとるのと同じように撮影を行ってもそう怪しまれることはありません。
しかし、対象者と近距離で撮影を行う際には、怪しまれないように多少の工夫も必要な場合もあります。
プロの探偵がよくやるテクニックに、腰撮りというものがあります。
カメラを腰の位置に構え、本体は両手で覆い隠しレンズだけ出し、カメラのファインダーを見ずに、なおかつ対象者の方に視線を合わさずに撮影するというものです。
これを応用したものとして、例えば腕組みをして隙間からレンズだけを出すという方法もあります。
これらの方法は、この位置でどの角度でとれば被写体を収められるかということは、熟練の勘が必要になってきますので、我々一般素人はなかなか思った通りに撮影できない場合もあります。
腰取りは、ビデオカメラなどにも用いますが、ビデオカメラは液晶モニターが稼働しますので、レンズは対象者をとらえ、違う方向を向きながら液晶を見ながら撮影できますので、初心者でも比較的簡単にできます。
その他にも、ビルなどの建物のコーナーや出入り口に身を隠しながら撮影したり、もう一人と向かい合って立ち、会話している風を装いながらその隙間から撮影するなどの方法もあります。
よく証拠映像は度胸で撮ると言われますが、初心者はどうしても意識過剰になってしまい、大事な場面で気持ちが引いてしまい、満足な映像が撮れないということもよくあることです。
なので初心者の場合には、ここぞという場面では、できるだけ車を用意し、車内から撮影した方がいいかもしれません。
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